「新しい働き方と暮らし方を支援する」サテライトオフィスを設立した、ヒトカラメディアが取り組むチームビルディング

株式会社ヒトカラメディア 代表取締役 高井淳一郎氏

オフィス移転や不動産仲介などの事業を展開している株式会社ヒトカラメディア。会社の成長戦略や採用戦略、ブランディングを踏まえたオフィス選定や内装構築のサービスを展開している。同社は、サテライトオフィスの設立など、ユニークな働き方にチャレンジしている。今回は、代表取締役 高井淳一郎(たかい じゅんいちろう)氏に同社の取り組みについてお話を伺った。

「働く」と「暮らす」をオモシロくする

Q. 貴社の事業内容を教えてください。

高井:当社は『「都市」と「地方」の「働く」と「暮らす」をもっとオモシロくする』という企業ミッションの元、オフィス仲介やオフィス内装空間のプロデュースなどの事業を展開しています。日本は高度成長期が終了し、成熟期に入ってきていることもあり、個人の価値観がハードからソフトへ移行しています。不動産業界だと、不動産を購入することよりも、自分の住みたい場所へ住む経験に価値を感じる方が増えています。一方で地方に住むと、仕事が無かったり、希望する仕事に就けない状況がある。そうなると、住みたい場所に住むことが現実的に難しい。この課題を解決するために、都心の企業の仕事を地方でもできる環境を作ることを目指しています。


サテライトオフィスを設立し、自分たちがプロトタイプに

Q. サテライトオフィス設立の背景を教えてください。

Takai Junichiro

高井:当社のミッションを自分たちで実践することが背景にあります。現在当社では、二つのサテライトオフィスを設立しています。一つは、長野県軽井沢町、もう一つは徳島県美波町です。この二つはそれぞれ目的が異なります。軽井沢オフィスは、滞在型オフィスとして実際に当社のスタッフが常駐し、勤務しています。ここ数年で都内で働きながら、軽井沢に住む方が100世帯以上増加していることもあり、近年多数の企業がサテライトオフィスを展開しているエリアにあります。ヒトカラメディアでは、リモートで1週間ほど勤務したりと、フレキシブルに対応しています。

もう一方の、徳島県のオフィスは、循環型オフィスとして、常駐のスタッフは置かず、社員研修や開発合宿などの短期利用を目的としています。当社は、これからの働き方、暮らし方を考えていく上で、サテライトオフィスは都市と地方をつなぐひとつの有用なソリューションだと考えていますので、自分たちがプロトタイプとなり、実践していくことを決めました。


Q. サテライトオフィスを設立してから、社内ではどのような変化がありましたか。

高井:人は、現在の自分の環境との差を実際に経験して、はじめて良し悪しを感じることができるので、実際に自分たちで体験して、当社のミッションを、より自分ごととして捉えられるようになっていると思います。


会社の価値観を創造するオフィス

Q. リモートで働く方とのコミュニケーションは、どのように行っていますか。

Takai Junichiro

高井:当社はまだスタートアップのフェイズで、今年から毎月社員を拡大しています。そのため、チームビルディングの観点では、このフェイズではリモートではなく、一箇所で働く環境にする方が効果的と考えています。一方で、未来を見据えて、サテライトオフィスを設立していますので、社内コミュニケーションでは二つのことを意識しています。

一つ目は、サテライトオフィスと本社オフィスとのコミュニケーションを増やすこと。Skypeやチャットツールを使いリアルタイムに情報共有を行っています。二つ目は、対面で会話する機会を会社として設けること。月例会を設け、普段軽井沢にいるメンバーもオフィスに集まり、事業の進捗や議論を行います。


Q. オフィスはどのような特徴がありますか?

高井:オフィスは社内の価値観を創造する場と捉えており、社員が伸び伸びと働くことができるように、見通しの良い景観で、一人一人に広い作業スペースを設けています。また、MTGスペースを広く確保し、社員が自身でプロデュースしたイベントも実施しています。クライアント様にオフィスのプロデュースを行っているので、自分たち自身がまずは働きやすく、来たくなるようなオフィス作りを意識しています。